米子城の桜Ⅱ 2016 ― 2016/04/02
米子城の桜が満開の晴天を迎えたので撮り直ししました。北向きの城なので正面を順光で撮るには朝しかありません。
正面を左に行き小天守の石垣を反時計回りに回り込むと
本丸正門の入口の桝形。正面に天守閣が建って居ました。
小天守台より見た大天守台。
西側は中海。米子城は中海の制海権を意識した城だったそうです。
本丸の裏口。正門に比べれば防備が薄い気がしますが
その先に更に水手門があり、その下には昨年の発掘で見つかった郭があり、深浦の軍港へと繋がります。
欅句会 2016．04 ― 2016/04/05
今月の兼題は東風と蜆。東風で何か良いネタがないかと思っていた所、３月２０日に若桜鉄道の隼駅でスズキの大型バイク「隼」をデザインしたラッピング列車のお披露目記念パレードが行われ、全国から２５０台のバイクが集まったそうな。そのニュースは下記のページで
http://www.nnn.co.jp/news/160321/20160321008.html
東風を背に 隼駅に 来しライダー
短冊に書いて投句するとき、隼を集と誤記したにもかかわらず、一人の方に採って頂きました。私が頂いた東風の句はＭＭＴさんの花嫁の句。ＭＭＴさんは他にも花束の句を詠んでおられたが、案外、花嫁の投げるブーケだったかもしれない。もう一句、ＩＯＴさん桜東風は東風と共に去る人の別れを詠んだもので、頂いたの私だけ。
蜆は先週日本海俳壇に掲載された私の句と全く視点の違うものをと思い
蜆汁 飲んで濁世の 朝のバス
朝、蜆汁を飲んで内臓を清め、濁った世の中に出ていこうと気負ったのですが、採って頂いたの一人だけ。同じ薄らと濁った蜆汁を表現したのは十子さんの句。朝靄がそのまま椀に移った様な句で、先生も選ばれました。もう一句はＵＦＯさんの句は砂吐きをさせている時の蜆の様子を詠んだもの。ＵＦＯさんならではの描写で、本日の最高得点と特選を獲得。
兼題はそれぞれ１点止りでしたが、当期雑詠は３句全て一般撰で３点頂きました。
菜の花を 裾に纏ひし 伯耆富士
人混みを 隠す吉野の 花の雲
３年前に詠んだ 人に酔い花に溺れし吉野山 の詠み直しです。沢山の人混みも吉野の花に隠れて見えません。この句は先生にも採って頂きました。
最後は、今年９８年の歴史を閉じた伯耆町の日光小学校を思い
閉校の 花壇に開く 黄水仙
兼題で４句頂きましたので、当期雑詠で頂けるのは３句。
NKMさんの木蓮の句は私は辛夷に置き換えて、こんな光景でなかったかなと思い頂きました。。
MTNさんの麗かはよちよち歩きの子を描いたものだが、何故か採ったのは先生を含む男三人のみ。
ＳＥＮさんの地虫出づは中七が面白く、９人が頂きましたが、先生の選に入らなかったのは何故だろう。
大山町豊房の桜並木 ― 2016/04/06
桜が満開になりましたが、明日は花散らしの雨。今日が最後の花見となりそうですが、一ヶ所だけ選ぶとすればここ大山町豊房の桜並木です。
桜越しに残雪の大山が望める最高のロケーション。
大山の峰続きの矢筈ヶ山、甲ヶ山もまだ雪が残っています。
平日とはいえほとんど人影はなく桜並木を家内と二人占め。
時々、桜の木間より大山を見ながら散歩です。
振り向けば、海を隔てて美保の関です。春霞でなければ青い海がハッキリと見えるのですが、春にそれを求めるのは贅沢かな。
筍 ― 2016/04/11
家内が今朝掘りたての筍を買ってきました。キロ千円もする２㎏一級品です。
買いに行ったのは安来の島田農協のタケノコ直売所。次々と掘りたての筍が軽トラで運び込まれています。
後は時間との勝負。家内が言うには時間が経つほど茹で時間が長くなり味もおちるとか。即茹で上げです。
筍の木の芽和えと煮物、それと飛魚の野焼を純米酒で頂きました。正に旬の味です。
そば処 井田農園 ― 2016/04/12
食べログの米子・境港・大山周辺のそばのお店ランキング第４位のそば処井田農園に食べに行って見ました。
井田農園は南部町で農園を経営されていて、我が家はここで作られた果物をよく買っていますが、そば処は伯耆町と米子市の境界近くにあり、店の窓からは大山が望めます。雪が残っていたら絶好の景色だろうな。
今日、頂いたのは蕎麦定食、十割のもり蕎麦に日替わりのおこわと山菜の小鉢と梨のデザートが付いて千円。
千円未満で蕎麦が腹一杯食べられる小沢と比べると千円は高いが、十割なら安いかも。次は温かい蕎麦を食べてみ様。
今朝の日本海俳壇に下記の句が入選していました。一週間前欅句会で出句した句と別バージョンですが、
野田哲夫選 東風連れて ライダー集ふ 山の駅
朗然の徒然の昨日のアクセスランキングが遂に２０位以内から陥落しました。記録を辿れば半年以上前に２０位以内に入ってから、一昨日まで２０位内を保っていたなんて、私としては何かの間違いとしか思えません。世界中からアクセスして頂いた皆様に改めて御礼申し上げます m(_ _)m
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