元谷ハイキング ― 2016/05/01
花の雲 ― 2016/05/03
欅句会 2016.05 ― 2016/05/10
まず、今朝の日本海俳壇に下記の句が入選しました。
野田哲夫選 蒼天に グウチョキパーと 辛夷咲く
大山山腹の桜を見に行った時、満開一歩手前の辛夷の花を見付けました。青空に向かって皆でジャンケンしている様でした。
今月の欅句会は鏡ヶ成で吟行です。
しかし、あいにく朝から雨。鏡ヶ成は霧に包まれ、詠む句は雨と霧のオンパレードとなりました。
吟行は鏡ヶ成に向かうバスの中から始まります。途中車窓から、藤の花が木々に巻き付いているのが彼方此方で見られました。写真は別の日に撮ったものですが、
大杉を とぐろに巻きし 山の藤
短冊に書くとき、どくろと書いてしまいましたが、3人の方に採って頂きました。
また、代田や植田や畑が雨に濡れて潤んでいる様に見え
田も畑も 潤む卯の花 腐しかな
卯の花の咲く頃、長く降り続く雨を俳句では卯の花腐しと言うのだが、七音もあり扱いが難しい。例句が句跨りになっていたのでそれに倣い使って見たのですが、一般撰一人と本日の特選5句の一句に選ばれるとは思わなかった。
鏡ヶ成に着いて吟行の途中から雨脚が強くなって来た。宿に帰ろうとして木の下を通った時、木の香りの様なものを感じて
雨垂れも 新樹の香り 纏ひけり
ちょっとキザかなと思いましたが、一般撰で6点。特選5句の最後一句に入れて頂きました。本日の参加者が14名でしたので。その半分の方に採って頂いたとは、私にとって過ってない高得点となりました。
最後の一句は、昼食をネタにと思っていたところ、最後に出された天婦羅に篠の子があった。笹の筍でこの地方ではヘイトコと呼ばれ春の珍味で季語にあるとは知らなかった。早速使ってみようと
篠の子の 天婦羅ありし 句会かな
SENさんも篠の子の句を詠み私を含む4人がそっちを採ったので私のはないなと思っていた所、先生に選に入りビックリポン。
私が頂いたのは他に
Guriさんの若緑。これ以上の印象は他にはないと思わせる上五が素晴らしい。
FHJさんの夏の霧は今日の鏡ヶ成の風景そのもの。
先生の筒鳥は探鳥を趣味とする俳人ならではの表現か。他にも5人の方が採られました。
IOTさんの白すみれは今日の雨と小花の共演を繊細に表し、本日の特選5句の一句。
SNIさんは道中の景色を藤の雨と詠まれたが、藤の雨と言う表現があるとは知らなかった。
Guriさんの山藤も今日の車窓から見た下蚊屋の部落を詠んだ景色そのもの。
カイズカイブキの花 ― 2016/05/12
デジブック ― 2016/05/16
デジブックのプレミアム会員の年会費が6千円と安くなっていたので、入会する事にした。試しに「中国百名山空の大山展望と野花」というアルバムを作ってみましたので、下記のページにアクセスしてみて下さい。
中国地方には日本百名山は大山しかありませんが、その大山を中国百名山の頂上より眺めた景色とその山で写した野花が楽しめると思います。
http://www.digibook.net/d/58d48fdba008bec53c4ae6b7e26775f9/?viewerMode=fullWindow
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