短日2019/12/10

 今朝の日本海俳壇に下記の句が入選しました。

       遠藤裕子選       短日の 時を気にする 下山かな

 晩秋、午後2時を過ぎると、日差しが夕暮れの色合いとなって来る。初めて登った山の場合、下山する時、日暮れまでには下りれるだろうかと不安になって来る。そんな気持ちをしたためました。これで今年の遠藤裕子選の入選は6句。6勝5敗で何とか勝ち越しです。それでも、一席という金星が取れたから良しと言うべきか。


欅句会 2019.122019/12/03

 兼題は隼と切干。隼は見た覚えがない。ユーチューブで隼を検索すると大磯の海岸に塩を舐めに集まるアオバトの大群に隼が襲い掛かる映像があった。これを基に試しに一句作って、類想があるかとネットで検索するとあるわあるわ。こりゃいかん、実際に見るしかない。句会の鳥博士に訊いてみると、彦名干拓地に居るとの事。早速行ってみましたが、そう思って探すと、どれも見えてしまいます。それらしき姿もありましたが、確信できません。

隼?

 バードウォッチングに坊主は無いでしょうが、そんな気持ちをしたためてみました。

       居たと聞き 隼探す 干拓地

 無様な句なので、誰も採る人は居ないと思ってたのに、同じユーチューブを見て作ったという人と、先生に採って頂きました。先生の評は実際に見に行って、作ろうという行為が句に表れていると。
 私が頂いたのはGRIさんの隼の目を歌舞伎役者の見得を切った顔に見立てた一句。UFOさんの句もそれに近いものでしたが、具体的に詠まれたGRIさんの方を頂きました。そして、もう一句。鳥博士の我が面は鳥博士なら有り得ると思える事柄だと思い頂きました。

 切干は製品になったものしか見た事が無い。実際に干してる景色は見た事が無いし、何処に行けば見られるのか分らない。選者によっては保存食を調理したものは季節感が無いので、季語と言えないという人も居る。しかし、私にはその手しかない。

      書斎まで 届く匂ひや 切干煮

 自分の部屋でテレビかパソコンを見てるとドアは閉めているのに、匂って来るのがこの匂いだ。先生の他、二人の方に採って頂きました。
 私が頂いたのはNOTさんのよく食べるという句。この句を巡って切干の好きな人と嫌いな人が二手に分かれての言い合い。選評はこれが楽しい。そして、もう一句、先生の今は無き乾物屋。昔、元町通りに大きな乾物屋があったのを思い出しました。同じ郷愁を誘ったのか他に5人の方が採っておられました。

 当期雑詠で採って頂いたのは

       凩に 向ひ立ち漕ぐ 女高生

 採って頂いたのは先生だけでしたが、選評で「女高生を詠ませたら朗然さんのもの」と言われ、皆で大笑い。前にSENさんに「女性を詠ませたら右に出るもの無し」と言われた事を思い出しました。

 私が頂いた当期雑詠の句は3句。
  MUJさんの短日は同期生の訃報を思い出し、これからも増えるだろうなと思いながら頂きました。
  KKTさんの冬帽は男の句と思ったのに女性の句とは意外。それにしても女性の若気の至りとは?聞きそびれてしまった。
  NGOさんのコート。絶対NGTさんの句だ。それにしても衣服を詠ませたら右に出るもの無しの表現力です。

追記:今朝の日本海俳壇に下記の句が入選しました。

       佐藤夫雨子選       一斉に 沖へと動く 鴨の陣

 これで、最低ラインとしていた日本海俳壇年間30句入選突破です。そして、句会の仲間と3週連続ダブル入選。残り後3週。このまま続けて、年を終えたいものです。
  

 





冬瓜2019/11/26

 今朝の日本海俳壇に下記の句が入選しました。

       野田哲夫選       冬瓜を 貰いて土間に トライせり

 今年はラグビーのワールドカップが日本で開催され、日本チームは初のベストエイト入りの大活躍であった。ラグビーは何方かというとマイナーなスポーツであったが、お蔭で多くの人々が俄かラグビーファンとなった。小生もその一人で、ラグビーのルールはさっぱり分からなかったが、お蔭である程度分かるようになりました。私が学生の頃の花形スポーツは高校は野球、大学はラグビーだったと思いますが、うちの大学は弱小中の弱小だったので、誰も見に行こうとは思わなかった。それと、当時のラグビーのイメージは土のグラウンドで、泥まみれになりながら、ボールを奪い合うものであって、それこそ泥臭いスポーツであった。今日の様に、緑の芝生の中での戦いであったら、観に行く気になったと思う。
 これで句会の仲間と月3回のダブル入選。仲間も常連入りを果たしたと言えよう。私もうかうかとしておられない。精進、精進!


瓢の笛2019/11/19

 今朝の日本海俳壇に下記の句が入選しました。

       椋木誠一朗選       故郷を 思い起こすや 瓢の笛

 瓢の笛とは柞 (イス)の木とはマンサク科イスノキ属の常緑高木で葉に虫こぶができることで知られているとあるが、私は10月の欅句会の「今月の珠ことば」で習うまで知らなかった。句会の仲間より山陰歴史館の前庭にあると聞き行って見たが、見付けられなかった。柞の木に実が出来てそれに虫が入って空洞になったものを吹くと笛の様に鳴るという。試しに11月の句会に

       故郷の 歴史館(ヤカタ)や 瓢の笛

と不在投句してみたが、何方にも採って頂けなかった。椋先生は山陰歴史館の前庭に柞の木が有る事をご存じないと思い、中七を変えて投稿しましたが、採って頂けるとは思っていませんでした。
 入選者には他に欅句会の同期生のいつもの人の名が。最近、他の人の名が見られないのが、ちょっと寂しい。

大山の紅葉 Ⅳ2019/11/05

 大山の紅葉の仕上げはやっぱり金門。大山寺も平日とはいえ、今日は華やいでます。

大山の紅葉 Ⅳ

 大山寺は勿論、大神山神社奥宮にも参らず、石畳の道を右に曲がって金門へ。


 奥の階段を登れば金門です。


 この時期、北壁は逆光で撮れません。また、レンズに太陽光が入らない様苦労します。


 河原に降りてみると、何時もとは異なる賽の河原の石積み。どうも、石積みアート(ロックバランシング)の講習会か何かがあったようだ。


 金門から見上げた三鈷峰。手前の山は中宝珠と思われる。


 今年は橙色だけでなく黄葉も目立ってます。


 今迄、気が付かなかったけど、元谷の奥の方は葉が白ぽく見えます。一体、何の木、何だろう


追記:今朝の日本海俳壇に下記の句が入選しました。

       佐藤夫雨子選       秋深し 遺跡の丘に 茶席あり

今週も句会の仲間が入選し、2週連続ダブル入選です。