大神山神社奥宮 ― 2020/10/21
大神山神社奥宮に約一年ぶりに参拝です。今年は雪が少なかったので3月にはお参り出来たのですが、新型コロナウィルスの感染防止のためすっかりご無沙汰となってしまいました。
無名橋を渡り、日本一長い自然石の石畳の参道を登ります。ここの石橋の下にお経が書かれており、渡ることで世俗の汚れを落とせるとされてます。
本来なら、社殿改修のためこの春、隣の下山神社に神様を移す儀式が行われるはずでしたが、未だとの事。これもコロナのせいか。
これが下山神社。ここの狛犬は犬ではなく白狐です。
下山神社は大山の弥山に正対しています。
下山神社の本殿の下にはご神体の使いを務める白狐が出入りする穴が開けられています。
天気が良いので金門に立ち寄って見ました。
紅葉はようやく、色づき始めたと言ったところでしょうか。
福榮神社 ― 2020/05/11
日南町として一つの町に統合される前は福栄と呼ばれた村がある。戦時中、井上靖の家族が疎開してきて、井上靖が天空の植民地と呼んだ地である。そこにある福榮神社は名前の目出度さより因幡伯耆開運八社巡りの神社に指定された。
一の鳥居より二の鳥居、神門、拝殿、本殿と北から南へ一直線に階段が伸びている。
二の鳥居と神門。その先の拝殿が陽光を浴びて神々し光ってます。
階段を登り切った所に阿吽の狛犬が第三の鳥居の様。
拝殿は横に大きく広がり村社とは思えぬ豪華さです。
大社造りの本殿も結構な大きさです。神武天皇の御母神玉依姫命を主神とし30の神々が合祀されてます。
福榮神社より車で10分足らずの所にサクラソウの自生地があります。今日の本当の目的はこれ!
ほぼ一年前、道後山に行く途中ここに立ち寄って撮ったのですが、本来の色合いでは無かったので再挑戦です。前回はホワイトバランスをオートにしてましたが、今回は肉眼と画像を比べホワイトバランスを調整して撮ってみました。
最後はサクラソウの自生地より車で5分余りの所にある井上靖記念館の野分の館。残念ながら今日は休館日の様で閉館となってました。ここは、少し高台にあり井上靖が天空の植民地と称した日本の原風景そのものの小さな盆地が望めます。
大神山神社奥宮 ― 2020/03/26
大神山神社奥宮の社殿がこの春より修理工事が始まり完成するのは5年後なので、生きてるうちに見られるのは最後かもしれないので、行って来ました。
一の鳥居から二の鳥居までは自然石を加工しないで敷き詰めた石畳の参道。この時期が一番明るく小鳥の姿が良く見えます。
二の鳥居は鉄製。これを潜って右側に手水所がありますが、未だ水が流れていませんでした。
奥宮の神門。これは数年前、修理がされたため今回の工事対象となってません。
奥宮の石垣の修理が始まっていました。
日本最大級のの権現造りの社殿。見納めかと思い宮司さんにスケジュールを訊いてみたら、今年は石垣の修理のみ。来年の登山開きが終わった後、資材搬入のモノレールを作り、社殿の工事は再来年とのことでした。
北壁をバックに奥宮の社殿と左に下山神社。
奥宮の社殿より見た下山神社と右側に水天宮。工事中ご神体は下山神社に移されるそうです。
金門より見た残雪の大山北壁。例年なら河原も雪が残ってるのですが、元谷まで行かないとなさそうです。
金門より大屏風岩をズームアップ。知らない人が見たら北アルプスと思うかも。
熊野大社上の宮跡 ― 2020/03/10
八雲山から熊野大社に向かう道をグーグルマップのストリートビューで下見をしてたら、熊野大社上の宮跡なるものを見付けたので、立ち寄って見ました。
それぞれのお宮の跡を示す石柱が5本ほど立って居るだけでです。
その背後に上がる道は何かしら感じる物が有ります。
岩の窪みに石清水が一滴づつ滴り落ちていて、それを受ける石の鉢が置いてありました。この水は眼病に効くと書かれてあります。
更に足元の悪い径を登って行くと磐座の様な大きな岩が。この前で祝詞を唱えてから岩の上に上がります。
岩の上が熊野大社のご神体である天宮山(天狗山)の遥拝所となっています。
そこから見る天狗山です。この頂上近くに大きな岩があり、それが熊野大社の元宮と言われてます。
追記:今朝の日本海俳壇に下記の句が二席で入選していました。
遠藤裕子選 せせらぎの 光纏へる 猫柳
掲句は昨年の三月の欅句会で出した句で誰にも採って頂けなかった句ですが、着目は悪くないと思い推敲し直し、中七の三文字を替えて投稿したものです。それが二週連続特選となるとは思いもしませんでした。
八雲山 ― 2020/03/09
大山に雪のあるうちに八雲山から撮ってみたいと思っていましたが、中々機会が無く今日になってしまいました。直接登っても良いのですが、8年ぶりですので須我神社を素通りするわけにはいきません。行ってみたら、一の鳥居が新調されてました。
二の鳥居から神門~拝殿と一直線ですが、二本の神木も鳥居を思わせます。
社務所辺りから見た神木と拝殿。素戔嗚尊と稲田姫の最初の夫婦生活を始めた場所とされてます。
今迄、気付かなかったけど神社の横に、ご縁結びの夫婦松なんてものがありました。松が古くないので昔から在ったものではないと思います。
須我神社より車で8分の所に八雲山の登山口があります。
登山口より5分ばかりで手水所ならぬ禊場。
そこで身を清めて登ること7分で須我神社の奥宮である素戔嗚尊を祀る岩座の夫婦岩があります。
そこから登ること約15分で八雲山山頂(標高 424.1m)です。今日の目的はこの写真を撮る事。唯一座、雪を被った大山の存在感は群を抜いてます。
北東に目を移すと中海から島根半島が望めます。
西の斜面の樹木が切払われて須賀の麓が良く見える様になりました。そして、左端に見えるのは
三瓶山です。まさか三瓶山も見えるとは!今日来て良かった!
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