2020/03/03

 今朝の日本海俳壇に下記の句が一席で入選しました。

       佐藤夫雨子選       ぴかぴかに 磨く用具や 雪を待つ

 選評には「一見して用具は何であろうと思う。しかし、良く見ているうちに判って来る。ぴかぴかに磨く必要のある用具は、微妙な精度を必要とするもの、それはスキー用具に違いない。そういう風に推敲させる醍醐味がこの句にはある。」とあった。
 日本海俳壇に投句し始めて丸9年。通算20句目の特選を一席で飾れるとは嬉しい限りです。掲句は2月の欅句会の兼題の雪が1月過ぎても降らず、スキーヤーはジリジリしながら手入れをしてるだろうなと思いながら作った句です。しかし、句会では誰にも採って頂けなかったので、特選とは予想外で最初、新聞を開いた時、私の名が載ってないと思ったほどです。