最終回2023/01/31

 ブログ「朗然の徒然」を始めたのは2010年2月1日でした。俳句の表現力の向上に役立つかと思って始めたのですが、功を奏したのか否かは分かりませんが、地方紙ではありますが、日本海新聞の俳壇に7割5分の確率で、小生の句が掲載されるようになりました。
 一時コメントも沢山いただく様になりましたが、大半が外国語のコメントで、私の語学力では対応できず、ほぼ無視して来ましたことをご容赦下さい。自動翻訳しても意味不明な文章が多かったのは、元々の投稿が英語圏意外からの投稿だったのではと思っています。
 アサヒネットのブログなのでアサブロと名付けられていますが、そのアクセスランキングに一時首位を続けた事もございました。また、百位以内も一年以上続いた時期もありました。それだけ多くアクセス頂いた事は嬉しい限りでございます。
 私と致しましては、10年で止める心算が、ずるずると13年も続けて参りましたが、当初の目的はほぼ、達成したと思いますので、本日をもちまして、ブログ「朗然の徒然」終了させて頂く事に致しました。

 永い間のご愛読、ありがとうございました m(_ _)m


God Save The Queen2022/09/09

 日本時間今朝未明イギリスのエリザベス女王が亡くなった。
 私がエリザベス女王の存在を知ったのは確か小学校2年生の頃、映画で見た戴冠式の記録映画だと思います。生まれて初めて見る総天然色の映画。バックに流れていたのはエルガーの威風堂々。それ以来、聴く事は無かったが、曲名を知ったのは高校の時、聴いたクラシックのレコード。聴いた途端に、脳裏に戴冠式の映像がありありと蘇って参りました。中学に入って英語の塾で教わったのはイギリスの国歌の歌詞。当時の英語はあくまで英語であって米語では無かった。その歌詞が God Save The King に替わる。私の人生のほとんどをイギリスの元首で在られた女王陛下に遥か末席から哀悼の意を捧げます。
 同じ様な思い出は大学に入ってから渋谷の名画座で観た「風と共に去りぬ」。主演のビビアンリーを見た瞬間、4才の時観た映画「哀愁」の主人公だと分かりました。それまで、映画の題名も主人公の名前も知らなかったのですが、私にとって「哀愁」は4才の時の感動を18才まで残すほどの名作だったのです。 


本池美術館2022/06/25

 米子広域シルバー人材センターで習字を学んでる仲間と先生とで昨年の春オープンした本池美術館に行って見ました。

本池美術館

 本池美術館は世界で唯一無二の皮人形師、本池秀夫による世界初のレザーアートミュージアムと言われている。


 色んな動物の等身大の像が皮で表現されている。下の写真はアフリカゾウとキリンとチーターを写したものですが、


 写真では大きさが伝わり辛いと思いますので、建物の外から窓越しに見えるキリンの像の頭部を写してみましたが、判りますか。この姿は国道431号を走っていてアジア博物館・井上靖記念館の隣の黄色ぽい建物を見付けたら、気付くかもしれません。


 圧巻は撮影禁止となっている人形の数々ですが、撮ってお見せするわけにはいきません。作品を見終わった後は、近くにコメダ珈琲店もありますが、館内の大篠津喫茶店で庭を見ながらお茶にしました。コーヒー一杯 330 円は有難い!


 敷地内には美術館の他に皮製品の工房や映画「大脱走」出て来る様なオートバイなども展示してあり、色々と楽しめます。

青谷上寺地遺跡展示館2022/06/10

 昨日はやっとの思いで下山したので、とても我家まで2時間半の高速運転をする自信がありません。一泊して帰る事としました。本来なら麓の国民宿舎に泊まりたかったのですが、コロナ不況で閉館となってしまいました。仕方無いので鳥取まで何とか頑張って帰って一泊二食付きで1万円以下で泊まれる温泉宿を探して、吉岡温泉のレーク大樹に泊まる事としました。

レーク大樹

 部屋はツインルームで眼下に湖山池が広がります。トイレと洗面台はありますが、風呂は大浴場だけです。


 ベランダに出てみるとこんな景色です。下はグランドゴルフ場でしょうか。大浴場は他から入りに来る人がいるらしく、夕方はかなり混んでいました。


 一泊二食付きで 9.500 円の夕食がこれです。その上は 12,000 円ですが、御飯が釜飯でデザートがメロンとなるだけです。
 

 夕食に比べ朝食は料金による差は無く、ご飯をお替りするほど美味しかったです。


 庭に置かれた金の銅像。何かと聞くとこの地に湖山池長者の伝説があり、それを伝えるため設置したそうです。


 このまま、真っ直ぐ帰っても良かったのですが、青谷で高速を降り、青谷上寺地遺跡展示館に立ち寄ってみました。開館は9時となっていましたが、その前でも入れてくれました。ちなみに入館料はありません。


 展示のほとんどが重要文化財です。


 中でも目に惹くのが木工品です。土器などは他の遺跡でもよく目にしますが、木工品がほぼ、完璧な姿で残っていたのは埋っていた所が粘土層だったが故に空気に触れられず酸化から免れたお蔭なのでしょう。


 もう一つ目に惹くのは人の骨ですね。その中に脳みそが残っていたものがあり、それは世界でも数例しか無いという。その脳みそをDNA鑑定して弥生人の顔を昨年発表され、そのそっくりさんを全国募集して一月前にナンバーワンがが決まりましたが、早速その人の胸像が飾られてました。名は青谷上寺朗と言うそうです。


妻木晩田遺跡仙谷1号墓発掘調査現地説明会2021/12/04

 今月2日の日本海新聞に妻木晩田遺跡の仙谷1号墓の発掘で出雲市の西谷墳墓群などと同じ立石と敷石のある構造の貼石が見つかり、4日に現地説明会があると書かれていたので行ってみる事にしました。新型コロナ感染防止のためか、1回定員15人の少人数の予約制で、丁寧な説明を落ち着いた雰囲気の中で受ける事が出来ました。

妻木晩田遺跡仙谷1号墓発掘調査現地説明会

 駐車場から集合場所の仙谷の東屋までは10分程度歩かねばならない。途中の展望広場からは孝霊山が山の字そのままの姿を見せてくれます。


 東屋で一通りの説明を受けた後、更に歩いて仙谷1号墓へ。ここで、発掘の責任者から直接説明を受けました。その人は見覚えがあり、以前、むきばんだやよい塾に講師として来られた方だったと思います。


 墳丘墓南側のトレンチで現れた四隅突出型墳丘墓の積み石。


 西側トレンチで見つかった売墳丘墓の積石。上部の石が崩れ下側に散乱している様です。


 北側トレンチで見つかった積石。他より石積みより高さがあり、淀江港からの見栄えを良くすためではないかとの説明があったが、私は地山の傾斜状そうする必要があったのではと思いました。


 突出部の石積み。一番下に立石。そして敷石を一列並べて斜面には貼り石という構造です。


 東側斜面のトレンチ。地山と盛土を確認するために掘られたそうです。


 説明が終わり引き返す時、人影が少なくなったのを見計らってから写した仙谷1号墓のほぼ全景です。仙谷1号墓は妻木晩田遺跡では最大の四隅突出型墳丘墓だそうです。


追記:現地説明会の模様がユーチュウブに投稿されてましたので、興味のある方は下記のページでご覧ください。チラチラと私の姿も写ってました。
https://www.youtube.com/watch?v=au0BIhZNPVk