三日2022/02/01

 今朝の日本海俳壇に下記の句が入選してました。

       椋木誠一朗選       素うどんで 済ます三日の 昼餉かな

 季語は三日。ただ三日と言えば正月三日を差すのが慣例です。ホトトギスの歳時記では三日までしかないですが、歳時記によっては七日まであるらしい。来年は二日に挑戦してみるかな。

 正月明け以来、新型コロナウィルスのオミクロン株が猛威を振るっている。感染者の少なかった鳥取県でも1月28日に新規感染者数過去最多の195人を記録した。お蔭で、今週の予定が全て中止となってしまいました。不要不急の外出自粛要請が出ているので、今週は確定申告で時間潰しをすすしかなさそうです。

 ガラケーからスマホに替えてほぼ5年。電池が一日しか保たなくなったので、買い替える事にしました。ついでに家内の携帯もスマホに。家内は電話とSMSしか使わないので、出来る限り通信料の安い所を探した結果、NTT OCN モバイルに決定。通信料500MB 550円が決め手。ただし、店舗の無い会社なのでネットで申し込みや、設定も全て自らやらねばならない。悪戦苦闘しながら何とか先週一週間かかって私と家内の2台スマホを設定しました。機種は家内にスマホの使い方を教えなければならないので、ほぼ、同じ機種にしました。
 一番苦労したのはアプリの引き継ぎに必要なIDやパスワードを覚えていなかった事ですね。80歳過ぎたらもう出来ないでしょうね。


万両2022/02/08

 とにかく今は食料品の買い出しか、近所の散歩のみで外出自粛に励んでいて、またもや俳句の話で申し訳ありません。今朝の日本海俳壇に下記の句が入選してました。

       佐藤夫雨子選       手入れせぬ 庭にたわわや 実万両

 掲句は1月の句会の兼題で出す予定だった句です。代わりに出した句は句会の巻頭句となりましたが、日本海俳壇には入選せず、こちらの句が選ばれました。それが俳句の妙なのでしょうね。


雪の御机みつめの棚田2022/02/12

 確定申告の作業が一区切りついたので、我家の冬の年中行事である御机のみつめの棚田を見に出かけました。

雪の御机みつめの棚田

 今年の山陰の平野部は雪が少なく御机はどうなんだろうと思ってましたが、やはり、だいぶ少ない。


 しかし、山は結構、積もっています。スキーヤーにとっては最高のコンディションと思えるのですが、新型コロナウィルスのまん延でスキー客は少ない様です。


 烏ヶ山は雪が積もると存在感が一段と増す様な気がします。


 棚田の雪原越しに見る冬の大山南壁。家内の大のお気に入りです。


 地元ではお尻山の愛称の城山。冬になると愛称に納得です。


 例年この時期葉すっぽりと綿帽子を被っているはずの茅葺屋根の作業小屋。


 今年は、南側には全く付いてません。来週は雪のマークが出てますので、それを期待して帰るとします。



蠟梅2022/02/15

 今朝の日本海俳壇に下記の句が入選してました。

       遠藤裕子選       蝋梅を 透かして見たき 今日の空


 2月の欅句会は新型コロナウィルスのまん延で2年連続対面での句会は休止になり、掲句は昨年の句会の兼題で先生に採って頂いた句です。

山眠る2022/02/22

 今朝の日本海俳壇に下記の句が入選してました。

       野田哲夫選       眠る山 剥がす古墳の 調査かな


 12月の初め、妻木晩田遺跡の最大級の四隅突出型墳丘墓の発掘の現地説明会があり、その時、見た光景を詠んだものです。草木や表土を剥がされ丸裸にされて冷たい雨に晒される姿は、何か考えさせられるものがあります。