大山の紅葉 ― 2021/11/02
例年11月3日の文化の日は晴れの特異日で、大山の紅葉を見るには最高の日とされている。しかし、天気予報は2日が晴で3日は雨の予報。ならばと、大山へ向かいました。まず、鏡ヶ成の新小屋峠。
ここには西鴨橅という貴重な橅の保護地区となっており、大山の他の地区とは異なる橅の景観となっている。
最初にここに来たのは午後からでは陰になってしまうからです。
鍵掛峠に向かう途中、奥大山スキー場に立ち寄ってみました。
これは白樺でしょうか。だとしたら、黄葉した白樺を見るのは初めてだと思います。
鍵掛峠手前の烏ヶ山の展望地。今年も登る踏ん切りが付かなかった。来年こそ。
手前には橅の樹海。ここの紅葉が見頃の頃は、烏ヶ山の紅葉は終わってます。
皆さん、烏ヶ山の方ばかりに気を取られてますが、反対側も見事です。
鍵掛峠からの大山南壁の絶景。この時期、駐車場に止めるのが一苦労ですが、今年はいくらか楽でした。
今年は手前のナナカマドのような木の紅葉が何時もより早い気がします。冬の到来が早いかも。
ここも、駐車場脇の紅葉が見事です。
ニノ沢付近の大山環状道路。例年より車が少ないのはやはり、コロナのお蔭でしょうか。
追記:今朝の日本海俳壇に下記の句が入選してました。
椋木誠一朗選 柳散る 橋の袂の 佃煮屋
掲句は2年前、東京の浅草橋のホテルに泊まった時、近くを散策してたら、神田川の最下流に柳橋という橋が架かっており、その袂に柳と佃煮屋があり、なんとまあ江戸てぇ感じだなと思い、詠んだ句です。
中国百名山 鷹ノ巣山 ― 2021/11/19
半月ぶりのご無沙汰です。この半月、遊びに出られない状態が続いて、ようやく何とか出られるようになったので、ちょっと遠出をして見ました。何とか日帰り出来る残る中国百名山はと探し、東広島市の鷹ノ巣山に行ってみる事にしました。鷹ノ巣山は日本千名山にも選ばれている山ですが、中国地方の山百選には入ってません。
写真は麓の道の駅 湖畔の里 福富 から撮ったもので、左の奥の山が鷹ノ巣山で右のピークはカンノ木山です。
登り始めて暫らくしたら、登山道の真ん中にスミレが。菫の帰り花で一句詠みたいが、季重なりで駄目でしょうね。
頂上直下の登山道。遊歩道の様に穏やかな登山道に癒されます。
ほぼ一時間で鷹ノ巣山山頂。余りにも容易に登れる山なので中国地方の山百選には入らなかったのかもしれません。
山頂の展望は北東方向以外はほぼ見渡せましたが、秋なのに霞が掛かっていて、瀬戸内海や四国の山は確認出来ませんでした。写真は 道の駅 湖畔の里 福富 方面を見下したものです。
登りは杉林の中ばかりでしたが、下山は南西に下るルート。紅葉に誘われて、YAMAPの書き込みで間違いやすい場所とされていた所で、案の定行き過ぎてしまいました。YMAPの地図とGPSが無ければ、とんでもない所に下山してしまう所でした。
今日の登山記録は下記の YAMP の活動記録に掲載しましたので、よろしければご覧下さい。
https://yamap.com/activities/14366198
今宵は97%の部分月食だそうで、ベランダに出て撮ってみました。時刻は18:07 F2.8 1/2 秒
月食のピークの過ぎた 18:37 F2.8 1/2 秒
満月に戻った後の 20:55 F 7.1 1/250秒
彼岸花の里俳句フォト俳句コンテスト入選 ― 2021/11/23
初冬の蒜山高原 ― 2021/11/29
今年、最後かもしれない小春日和。この時期、久し振りの雪のある大山の景色を見にドライブしました。まず、いつもは通り過ぎていた南大山観峰展望駐車場。ナナカマドの実が見事だったので十年以上ぶりに下車してみました。
蒜山に向かう途中、県境の五輪峠の手前より眺めた大山と烏ヶ山です。
蒜山国民休暇村のメタセコイア。今年は何時もより、紅葉が綺麗だと思いませんか。
蒜山高原愛の鐘の白樺。今日はこの景色を独り占め。いや、二人占めでした。
白樺の下の山は上蒜山と中蒜山です。
愛の鐘広場の駐車場から見た大山。右の松に風情があると思いませんか。
帰りに思い切って蒜山スカイラインを通って鏡ヶ成に立ち寄って見たら、思いもかけぬ景色に出遭うことになりました。
15時より競馬のジャパンカップでコントレイルの最後の雄姿を見るため名残惜しいけど、早めに帰宅。
コントレイルは単勝1.7倍の人気に応えて見事2馬身の差でジャパンカップを制し、4歳という若さで競走馬を引退しました。
1歳より過ごした大山ヒルズにはもう、帰って来ないのが寂しい限りです。
裘(かわごろも) ― 2021/11/30
今朝の日本海俳壇に下記の句が二席で入選してました。
椋木誠一朗選 潮の香や父の遺せし裘
選評には、季題は「裘」。亡き父がよく着ていた裘。動物の毛皮で作られた防寒服を着て海を見に来たところだ。潮の香を胸いっぱいに吸い込む。「潮の香」も裘に染みついた香りと解釈すれば、亡父も海が好きだったのだと改めて思う。父恋の思いが滲む。とありました。
これで、今年の日本海俳壇の特選は5句。残り1ヶ月ですが、中々5句の壁を超える事が出来ません。
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