欅句会 2020.022020/02/04

 兼題は3度目の雪。過去2回は兼題を出された後、大雪に見舞われた。そして2度とも特選を頂いた。2度ある事は3度あると言うが、さて如何に。ところが今年は記録的な暖冬で、今シーズンに入って一度も積雪が無い。異常気象なのか温暖化が進んだのか。こんな年が毎年続く様じゃ消えてしまう季語もあるのではないかと

       温暖化 絶滅危惧の 雪女

と詠んだんですが、此れがまさかの先生を含む7点の高点。7点の高点は3年ぶりです。小生が頂いた雪の句はYSTさんの無心で歩く句。同様な句で樏&橇(何方もカンジキ)の句があったのですが、新潟の六日町のスキー場から宿まで雪道を歩いた記憶と重なったYSTさんの句を頂きました。

 当期雑詠は昨年我家の窓越しに鶯を見た光景を

       玻璃越しに 二間離れて 初音かな


と詠んだ句を二人の方に採って頂きました。

 私が頂いた当期雑詠の句は6句。
  HDYさんの室の花は頂いたのは私一人でしたが、散髪して貰ってる時の、眠くなる気分に同感しました。
  KDHさんのかまくらはその中で呑んだら楽しいだろうなと思わせました。
  KKTさんの山笑ふは私は登山靴の紐が中々結べない人の事を詠んだと思ったのですが、作者が判ればリボンの事だったかもしれない?
  SNIさんの着ぶくれは相合傘との組み合わせがコミカルで楽しい。日本海俳壇の野田先生なら特選か?
  NKMさんの立春は大家の奥様ならではの一句で、下々の知らない儀式があるのだなと思わせました。
  KDHさんの節分は取り合わせの野球帽が効いていると思ったのですが、頂いたのは私一人。

 今日は久し振りの方が4人加わり賑やかな句会でしたが、本日の特選は何故か何時もより少なく3句。えぇと思い「5句ではないですか?」と声を上げると、じゃあと言って私の最初の句を加えて頂きました。補欠繰り上げで雪の句を3回連続特選入選となりました。

追記:今朝の日本海俳壇に下記の句が入選しました。

       佐藤夫雨子選       遠山の 間近く見ゆる 冬の空

 山歩きで好きな季節は晩秋、俳句の季節では冬に当たる時期で他の時期では中々見れない遠山を望めるのが嬉しい。写真は出雲北山の旅伏山から見た三瓶山~大江高山~馬路高山の峰々です。