欅句会 2019.102019/10/01

 兼題は鰯雲と草の花。鰯雲は皆さん複数句投句された方が多かったのでないかと思うほど多くの句を目にしました。私も5句ほど作りましたが、投句したのはこの一句。

       釣果無き 帰路に出づるや 鰯雲

 魚釣りをしなくなって、もう何十年も経つけど、坊主の帰路に見た鰯雲は今でも思い出します。小生が頂いたのは数ある中で今日の特選となったNOTさんの句。今、日本ではラグビーのワールドカップが開催されてますが、その劇的なシーンを詠まれたもの。句を見た瞬間、NOTさんの句だと思いましたが、躊躇なく頂きました。頂かなかったけど、先生の鰯雲も良かった。何故か、鰯雲の広がった空はいつも以上広く感じます。得点は先生の方が良かったけど、清記が同じ用紙でなかったら、票は分かれたかも。
 草の花は中々イメージが湧かない。どうも、花野と重なってしまう。何とか3句作りその内の一句を出しては見たものの、やはり、駄目でした。イメージが湧かなければ句も中々採れない。何とか重なったのが、GRIさんの句帳。俳句に関する句は俳句をしてる人以外の人には思いが伝わるかなという思いがありましたが、頂きました。

 当期雑詠で頂いたのは今月、高齢者講習を受ける事になっており、合格するつもりで

       高齢者 講習受かり 酌む新酒

 先生を含む三人の方に採って頂きましたが、その内の二人は今年受けられた方々でした。

 半月前、来年のオリンピックのマラソンの出場者を決める大会があった。男女とも2位以内に入り代表の座を決めたのは、本命ではなく、ダークホースとされた伸び盛りの若手でした。

       本命を 下す若手や 竹の春

 先生を含む三人の方に採って頂きましたが、何とこれが本日の特選句。先生の選評は季題の選択が素晴らしいとの事。同じくスポーツの句で特選を採ったNOTさんにも採って頂き、お互いに祝福し合いました。

 私が頂いた当期雑詠句は5句で
  先生の靴下の句は選句で句が詠まれる度に、笑いが漏れる楽しい句でした。俳句はこうでなくっちゃ。
  NYNさんの句は秋の長雨に打たれながら晴天の日を待ちわびる稲穂の気持ちを詠んだもの。作者不詳の有名な句を思い出させるきらいもあってか、頂いたのは二人だけ。
  同じくNYNさんの敬老日は、いくつになっても女心を保つ一句。4点入りましたが、3点が男性票とはこれ如何に。
  UFOさんの句は蜻蛉の群れに囲まれる一時を願う私と先生が頂きました。
  MTNさんの女教師は男性票を集めると思ったのですが、意外にも私以外は女性だけ。そういえば我々の頃は女教師は家庭科と音楽以外は居らず、句の様なお洒落な先生は見かけなかったと思います。

追記:今朝の日本海俳壇に下記の句が入選しました。

       佐藤夫雨子選       山頂や 下界に点る 遠花火

 山頂の山小屋に泊まった時、下界の夜景の中に花火が灯るのを見たのを思い出して詠んでみました。
 


鰯雲2019/10/08

 今朝の日本海俳壇に下記の句が入選しました。

       遠藤裕子選       本土より 隠岐へと渡る 鰯雲

 一週間前の欅句会の兼題の鰯雲で作った5句の内の一句です。投稿はその内の一番大人しい句を、欅句会にはその内の一番捻った句を、三番手は大会に出してみましたが、結果はどうなることやら?

追記:この十年ばかり、野山で撮った野花を『中国山地の野花 秋の編』としてデジブックのスライドショーで纏めて見ました。よかったら下記のページにアクセスしてご覧いただければ幸いです。
http://www.digibook.net/d/d7148393a0cabe50a2ef6611626d35bf/?m

また、昨年発表した『中国山地の野花 夏の編』も今年撮った写真を加え再編集しましたので、合わせてご覧いただければ嬉しいです。
http://www.digibook.net/d/4054a13b91899c0023ce7687ba7774ed/?m

なお、Google Chome で開けない場合は Intenet Explorer など他のプラザでお試し下さい。


鏡ヶ成2019/10/09

 晴天に誘われて、鏡ヶ成に芒と松虫草を見に出かけました。途中、鍵掛峠に立ち寄って見たのですが、紅葉はまだ、先の様です。


 鏡ヶ成の芒は今が盛り。来月に入るとゲレンデ整備のため刈り取られてしまいます。

鏡ヶ成

 松虫草は少し盛りを過ぎたのかもしれません。でも、この時期はツマグロヒョウモンとのコラボが楽しめます。


 ナナカマドは今が見頃。今年は実が多く見られますので、雪が多いのかもしれません。


 帰る前に鬼女台に立ち寄って見ると展望台が新しく作られてました。


 駐車場から少し歩くけど眺望は抜群です。行って見る価値はあります。


帰燕2019/10/11

 今年最強の台風が近づく中、三日連続の晴天の朝、我家の周りの電線に燕が大集合。そして、9時過ぎには一斉に居なくなりました。台風を避けて帰って行くのだろうか。

帰燕

 大山の博労座上空に時ならぬヘリの音。見上げると何かを吊り下げて頂上の方へ向かってます。冬に向かって頂上の避難小屋の改築を急いでいるのだろうと思います。


追記:句友より今朝の朝日新聞のとっとり俳壇に小生の句が一席で載っているとFBで連絡がありました。

       石川ヨシエ選       三陸の 秋刀魚肴に 酒を酌む       釋 朗然

 選評にはこうありました。「釋作。東日本橋大震災で被災した三陸地域。そこで水揚げされた秋刀魚が手に入ったのであろう。旬の味は格別であろうが、それ以上に復興への感慨に酒が進んだのであろうか。」
 実はこの句は震災のあくる年の秋に作った句を推敲し直したものです。当初は生々し過ぎて評価されなかった句が、8年の勉強の成果による手直しが評価されたのだと思うと、嬉しい限りです。

中国百名山 泉山2019/10/16

 岡山県鏡野町奥津温泉の東側にある泉山(イズミガセン)に登ろうと出かけました。いくつものピークを持つ雄大な山です。左端から縦走し右端のピークの下の断崖が最終目的地、のぞき岩です。

中国百名山 泉山

 09:25 笠菅峠に車を置いて登山開始です。


 10:10 最初のピークを過ぎると稜線歩きですが、これほどリンドウの咲いてる稜線は初めてです。


 稜線は綺麗に刈ってあって歩き易く、次のピークに向かう途中、振り返るとこんな文字が浮かび上がりました。


 10:40 泉山山頂(標高 1,209.1m)に到着です。標識の右下に一等三角点の石杭が見えます。


 次のピークに向かう途中、久し振りに綺麗な形をしたカワラナデシコに出合いました。


 11:10 中央峰(標高1,198m)を通過。


 11:30 井水山(1,150m)到着。ここで昼食です。


 昼食後、直ぐ下にある、のぞき岩まで行ってみましたが、岩には足がすくんで立てませんでした。


 ここからピストンで下山です。稜線沿いはリンドウやアキノキリンソウの他にシロヨメナも多く見かけまました。


 再び泉山の山頂に立つと、行きがけは隠れていた大山の頂が姿を現してくれました。


 14:25 笠菅峠に無事下山しました。今日の登山の軌跡と標高図です。


追記:13日の日曜日、第57回米子俳句大会に参加し、選者の小玉えつ女さんに下記の句を特選に選んで頂きました。

       田は黄金 畑は銀の 蕎麦の花

米子俳句大会には9年前より参加してますが、特選に選ばれたのは初めてです。