欅句会 2019.052019/05/07

 十連休明けの最初の日は令和の初句会です。兼題は柏餅と草笛。子供の頃、端午の節句の頃のおやつは粽はよく食べたが、柏餅を食べた記憶がない。ただ、絵本の金太郎が角力に勝って柏餅を食べてたのを見た様な記憶がある。それで

       手刀を 切りて頂く 柏餅

 年代の近いお二人に撮って頂きましたが、講評の時の雑談で、やはり柏の葉で餅を包む風習はこの辺ではなかったようだ。

 草笛を吹いて遊ぶ子を見なくなって久しい。はて、何時頃まで草笛を吹く子が居たんだろう。そうだ、テレビが家庭に置かれ始めて、外で遊ぶ子が居なくなってからだ。草笛は遊び道具の無い野遊びの時代の象徴なんだ。

       草笛や テレビなかりし 少年期

 同じ少年期を過ごした先生に採って頂きました。当期雑詠の方が自信があったのですが、三句共全滅。

 私が頂いたのは
  NOTさんの恋文。上五で期待を持たせ、中七で驚かせ、そして、下五の季語の取り合わせが絶妙。
  YSTさんの柏餅。私は柏餅の作り方を知らない。でも、この句を読んで出来立ての柏餅を食べてみたくなりました。
  SENさんの草笛。SENさんは欠席で小生にメールで投句が送られて来て、句会の始まる前に私が書いて投句した。この一句だけ記憶がなく採ってしまった。と云う事は残りの4句は一読して記憶に残る秀作で、その内の2句は特選となりました。
  MUJさんの母の日はこんな母の日もあるんだと思いました。写真が効いてます。
  NOTさんの草笛は同じ様な句が他にもありましたが、この句の方が過去を思い出していると思わせます。
  HDYさんの花は葉には時の流れとほっとした気分をかんじさせます。
  先生の平成の句は食傷気味の類句の中でも落とせない実感があります。同世代だけの実感でしょうが。



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