欅句会 2018.092018/09/04

 今年最強の台風が徳島に上陸し、淡路、神戸を通って敦賀に抜けた。幸、米子は暴風雨圏内に入らなかった様だ。朝、庭を見るとサフランモドキが一斉に咲き始めた。こんなに咲いたのは初めてなので風雨で折れない前に写真に収めました。

サフランモドキ

 欅句会は暴風雨警報が出ているにも拘わらず14人が集まり、ほぼ通常通り行われました。兼題は蜩と赤のまんま。蜩は先日、久し振りに城山に登ったら、カナカナの鳴き声の中、少し息が切れたので

       蜩や 息整へし 男坂

 最初は登城道としていたのですが、折角、字数の少ない句なので更に削ろうと男坂に変えてみました。それが功を奏したか、先生の他二人の方に採って頂けました。私が頂いたのは、HDYさんの宿題。夏休みの少なくなった寂しさが蜩の声で増幅します。
 赤のまんまの句は私の句は駄目でしたが、頂いたのはKKTさんの句で、景色は全く違いますが、小学校の時見た西部劇「シェーン」のラストシーンを思い出しました。ひょっとしたら、アカマンマの咲く原っぱで西部劇ごっこをしながら、KKTさんの句の様なセリフを言ったかも知れません。

 当期雑詠で採って頂いたのは三句で一つは6年前の9月の吟行でNOTさんの髪にアサギマダラが暫く止まって居た事を思い出し

       秋の蝶 リボンとなりて 君が髪

 蝶に詳しい先生とYDSさんに採って頂きました。

 この時期、落蝉が仰向けにもがいている姿を見かけますが、落蝉では句が中々できなかったので

       落ちてなほ 駄々をこねしか 秋の蝉

 べつに秋の蝉でなくてもいいんじゃないと言われればそれまでですが、一人の方に採って頂きました。

 先月の句会で、先生が恋句は星祭に託して詠むと作り易いのではと言ったので、これは裏兼題で恋句を詠めと言う事かなと思い

       梶の葉に 書きて捨てたる 一首かな

 採って頂いたのは一人だけですが、恋句と気付かれた方はいただろうか。鵲の橋の意味が分からなくて採らなかったが、KDNさんの句は先生の意向を汲んだ恋句だったんですね。本日の特選の分けを帰ってから解りました。

 私が頂いた当期雑詠の句は5句。
  DDTさんの夏野。ホトトギスの歳時記には夏惜しむというのは無いが、それをしみじみと表した一句となっている。
  HDYさんの雲海。雲海を見て全く違う思いをする人もいるんだなと気づきました。
  NKMさんのコスモス。京都に住んで居た近くに乃木神社があり、境内に旅順攻撃の時の司令部にした建物が移築してあるのを見た記憶が蘇りました。
  DDTさんの遠花火。同じく京都にいた時、家内と子供が里帰りし、一人で宇治の花火を眺めたのを思い出しました。
  YWHさんの風の盆。見た事はありませんが、この句で感じが分かった気がします。

 今日、句会には出席されませんでしたが、同じく最初から参加のNYNさんが今朝の日本海俳壇に特選の二席で入選されました。私は今回駄目でしたが、やったーという気分です!

猿の赤ちゃん2018/09/11

 今年も湊山公園の猿ヶ島で赤ちゃんが生まれました。この子が一番幼いのかな?

猿の赤ちゃん

 この子は乳離れしたのかな。でも、母猿の周りから離れません。


 もう少し大きくなると、独りで園内を走り回っています。


 米子市では子ザルの名前を28日まで募集してます。詳細は下記のページで。
http://www.city.yonago.lg.jp/24390.htm

赤のまま2018/09/18

今朝の日本海俳壇に下記の句が入選しました。

       佐藤夫雨子選       山頂を 染めたる花や 赤のまま


 「赤のまま」とは犬蓼(イヌタデ)の花のことである。


 この写真ではないが、十年以上前に道後山に登った時、山頂部が犬蓼の花で赤く覆われているのに出くわしたことがある。当時は雑草だらけの山だとしか思わずシャターを押さなかった。俳句を作る様になって、撮っておけば良かったと後悔する次第です。

新・花の百名山 船上山2018/09/19

 秋の山の歩き始めは、新・花の百名山と決めており、今年は9月に行った事の無い船上山としました。

新・花の百名山 船上山

 薊は大薊(タイアザミ)、立薊(タチアザミ)、田村草(タムラソウ)、野原薊(ノハラアザミ)、森薊(モリアザミ)等種類が多く区別が付きません。蟷螂(カマキリ)が判らない様に変身してる様ですが判りますか。


 秋の野花と言えば秋の七草。秋の七草と言えば最初は草冠に秋と書いて萩。


 尾花、葛、撫子と続いて女郎花(オミナエシ)。残るは、藤袴、桔梗。


 船上山のもう一つの魅力は滝巡り。千丈滝の雄滝、雌滝を巡って見ます。


 落差109mの雄滝。秋の長雨のお蔭で水量があり見事です。


 雄滝から雌滝に行く途中、杜鵑草(ホトトギス)に出合いました。湿った日陰が好みの様です。


 落差90mの雌滝。水量の多い時は写真の全幅から注ぎ落ちて来そうです。


 頂上へはこの後、正面登山道を直登。最初はガレ場、その後は、滑り易い斜面をロープ頼りに登って行けば、山頂と言われる所に出ます。更に暫く登れば船上神社に達します。鳥居は今年立て直されました。


 そこから、少し下れば千丈滝の雄滝の滝口に出れ、滝覗きが出来るそうですが、足がすくんで此処から写すのが精一杯です。









溝蕎麦2018/09/23

 久し振りに地蔵滝の泉に水を汲みに行ったら、溝蕎麦(ミゾソバ)の盛りでした。

溝蕎麦

 その溝蕎麦の蜜を求めてツマグロヒョウモンがやって来ました。


 こちらはウラギンスジヒョウモンかな?


 泉の日陰の所には釣船草(ツリフネソウ)。


 日向の足元には紅花弦の証拠(ベニバナゲンノショウコ)


 ついでに近く別荘地に在る大成池に立ち寄って見たら、いい香りがして来ました。金木犀(キンモクセイ)です。


 金木犀の匂いに誘われてか、それともアケビを食べに来たのか、小鳥の姿が見えたので、シャターを押してみました。


 後で拡大して見たら、目の周りが白いので目白(メジロ)でした。