欅句会 2018.042018/04/03

 4月の兼題は燕と蕨。白鳥と入れ替わるように南から燕がやって来る。燕は他の鳥とは異なり、人間の居る所に巣を作る。空家となった家には巣を作らないと聞く。先月末で三江線は廃止となった。今年三江線の駅に飛んで来た燕はどうするだろうか。

       廃線の 駅に降り立つ 燕かな


 一般撰では採って頂けなかったが、先生の選に入りました。私が頂いた燕の句は3句で
  NYNさんの視察には先生も褒めておられました。
  MTNさんの頭上注意は気を付けないと燕とぶつかりそうな感じが面白い。
  UFOさんの美しは見た時は読めなかったが、5日前のプレバトで夏井いつき先生が美しと書いて俳句では「はし」と読む  と言ってたのを選句直前に思い出し、頂きました。
  
 蕨の形を見てたら楽譜のト音記号みたいだなと思い、ついでにトの音を平仮名、片仮名、漢字の三つをいれてリズムよく

       ルンルンと ト音記号の 蕨採る

と詠んでみました。先生と声楽をしてる方には採って頂けませんでしたが、5人の方に採って頂きました。私が頂いた蕨の句はKDHさんの勇む足。蕨採りのはやる気持ちが伝わりました。

 当期雑詠で採って頂いたのは

       宍道湖や トラック野郎も 蜆汁

 今もあるか否か分かりませんが、宍道湖沿いの国道に長距離トラックの運転手目当ての食堂があり、松江に勤めていた頃、外出の際、何回か利用した事がある。その時の光景を思い出したものですが、3人の方に採って頂きました。私が頂いた当期雑詠の句は3句で
 SNIさんの凧。作者は中七を「空はみ出して」とされてたが、「空をはみ出し」とした方がよりスムーズな気がしました。
 MTNさんの花疲れは前の十二音にその気持ちが伝わり、「そうそう」と言いたくなります。