花と大山 2018 ― 2018/04/01
お花見サンデー。人混みを避けて穴場的な花見の名所を散策しました。先ず、佐陀川河川公園。
此処の良い所は、桜の木と木の間より大山が見れる事。
同じ様な景色は安来市須崎でも見られますが、交通量が多いのと、地面の景色が良くない。
大山町豊房の桜並木は写真の左側に太陽光発電所が出来たため、景色の良さが半減したが、北壁の残雪と桜並木のコラボが撮れるのはここしかない。然も、大山の反対側を見れば日本海。
桜の大きさは若くもなく古くも無く、一番花名を咲かせる樹齢ではなかろうか。
最後に訪れたのは日本の溜池百選の大成池。
ここの桜はまだ若いけど、大山と池とのコラボが楽しめます。
今年は辛夷の当たり年の様で、松林の中に白い辛夷の花が目立ちます。
醍醐桜 ― 2018/04/02
新日本名木100選に選ばれた醍醐桜を見に出かけました。岡山県真庭市別所の山間の小高い所にあります。
道は狭いですが、開花時期は一方通行となり要所にガードマンが立って居て迷う事はありません。今日は花粉の飛散がひどく、遠景が霞んでます。
アズマヒガンザクラで後醍醐天皇が隠岐に流される時、この桜を見て称賛したことからその名が付いたそうです。
樹齢千年と言われ、その後ろに後継の桜が植えてありますが、これも見事な花を咲かせてます。
醍醐桜から山道を 4.6 km走った所に岩井畝の大ザクラというのがあり、ついでに寄ってみました。地図を見た時は、迷わないかと心配でしたが、標識が随所に立って居て迷わずに行けました。
こちらも同じアズマヒガンザクラで樹齢800年とされてます。日当たりのせいかまだ五分咲きです。
朝8時半に家を出て、正午には根雨まで帰って来れたので、お昼はそば道場たたらやで頂く事にしました。
頼んだのは、ざる蕎麦 820円。出雲蕎麦の圏内にありながら更科蕎麦に近い色と味です。
食べログで鳥取県西部のそば屋のランキングでは12位の店ですが、お昼なのにお客さんが私を含め5人とは寂しい。
欅句会 2018.04 ― 2018/04/03
4月の兼題は燕と蕨。白鳥と入れ替わるように南から燕がやって来る。燕は他の鳥とは異なり、人間の居る所に巣を作る。空家となった家には巣を作らないと聞く。先月末で三江線は廃止となった。今年三江線の駅に飛んで来た燕はどうするだろうか。
廃線の 駅に降り立つ 燕かな
一般撰では採って頂けなかったが、先生の選に入りました。私が頂いた燕の句は3句で
NYNさんの視察には先生も褒めておられました。
MTNさんの頭上注意は気を付けないと燕とぶつかりそうな感じが面白い。
UFOさんの美しは見た時は読めなかったが、5日前のプレバトで夏井いつき先生が美しと書いて俳句では「はし」と読む と言ってたのを選句直前に思い出し、頂きました。
蕨の形を見てたら楽譜のト音記号みたいだなと思い、ついでにトの音を平仮名、片仮名、漢字の三つをいれてリズムよく
ルンルンと ト音記号の 蕨採る
と詠んでみました。先生と声楽をしてる方には採って頂けませんでしたが、5人の方に採って頂きました。私が頂いた蕨の句はKDHさんの勇む足。蕨採りのはやる気持ちが伝わりました。
当期雑詠で採って頂いたのは
宍道湖や トラック野郎も 蜆汁
今もあるか否か分かりませんが、宍道湖沿いの国道に長距離トラックの運転手目当ての食堂があり、松江に勤めていた頃、外出の際、何回か利用した事がある。その時の光景を思い出したものですが、3人の方に採って頂きました。私が頂いた当期雑詠の句は3句で
SNIさんの凧。作者は中七を「空はみ出して」とされてたが、「空をはみ出し」とした方がよりスムーズな気がしました。
MTNさんの花疲れは前の十二音にその気持ちが伝わり、「そうそう」と言いたくなります。
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