欅句会 2018.032018/03/06

 先月の句会は新年会とかねて行うはずでしたが、大雪のため休会。句会を始めて8年半となるが、休会となったのは初めてである。3月に新年会はおかしいので、朝日新聞の鳥取版の俳壇の年間最優秀賞と優秀賞を句会のメンバーが受賞したので、祝賀会を兼ねて行う事となった。
 兼題は2月の兼題をそのまま持ち越して、春と海苔。春は春の○○と言う季語がかなりあるので、それ以外の○○を探すのに苦労する。それで見付けたのが旅で

       新しき 出逢いあるかも 春の旅

と詠んだのですが、採って頂けたのはお一人だけでした。私が頂いたの春の句は2句。
 RIEさんの小鼻をくすぐるという表現が春らしかった。
 先生の君の春は年間最優秀賞を取られた方への挨拶句で、次は私も先生よりこういう挨拶句を頂きたいと思いました。

 海苔の句は海苔掻きを見た事が無く、詠めなくて製品になった海苔で詠んだのですが、やはり駄目でした。頂いたのは、二句で一つは先生の海苔場に渡る手段を描いた句。実景を見ていないと詠めない一句です。
 もう一つはNKMさんの海苔掻きをしている姿を詠んだものですが、見て無くても光景が浮かんできます。

 当期雑詠で採って頂いたのは、この後の祝賀会がワインレストランでしたので、先取りして

       ワイン空け 語り合いたき 春の宵

と詠みました。4人の方に採って頂きけたのですが、そのうちの二人が祝賀会に不参加とは残念。そして、もう一句は三人の方に採って頂いた

       挙式待つ 孫が受け継ぐ 祖母の雛

 姉が亡くなる2ヶ月前、姉の孫が見舞いに来た時、姉は豪華な雛飾り一式をその子に譲ると宣言した。何故、長女でなくて19の次女にと思っていたのですが、その約1年後、結婚式の招待状を受け取り、そうだったのかと思いました。掲句は姉の気持ちになって、詠んだものです。なお、この雛飾りは姉が高校卒業後、結婚するまで私が飾り付けをしてたものです。

 私が頂いた当期雑詠の句は三句。
  DTTさんの雪は先月、皇居のお堀端を見たばっかりなので、その光景が余計、鮮明に浮かび上がりました。
  IOTさんの春の雪は私が詠むといやらしくなるものをさらりと詠まれているのが、やはり、年の功か。
  先生の春の風邪は、本日の最高点かな。しかし、商売人である先生は風邪だからとそうはしとれないでしょうね。

 選句7句の内3句先生の句を頂いたのは初めてではなかろうか。私でも理解できる句を投句されたのは、風邪のため調子が悪いのではないかと思ってしまいます。私は総合8点と好成績と言えますが、なんと先生の選に一句も入らず。これは27ヶ月ぶりの事。何度となく一般撰で零点だったのを先生の選に救われた証でしょうね。

追記:今朝の日本海俳壇に下記の句が入選しました。

       佐藤夫雨子選       凍鶴の 声に目覚めし 吉備の宿

 4年前、むきばんだやよい塾の修学旅行で吉備路を訪ねた時、朝、変な鳴き声に目を覚ました。何かと思ったら、丹頂鶴の鳴き声だったのです。NHK俳句で兼題で凍鶴をしてたので、作ってみたのですが、丹頂と言えば、釧路湿原なので吉備の宿が如何なものかなと思ってました。採って頂いて感謝です。    



丹頂鶴