寒卵 ― 2018/02/06
今朝の日本海俳壇に下記の句が入選しました。
佐藤夫雨子選 温もりを 鶏舎で拾う 寒卵
昨年の1月の句会で特選に選ばれた句です。その時のブログにはこう書いていました。
卵は現在季節を問わず安く手に入るが、昔の鶏の産卵期は冬だったので、昔高価だった卵も冬は庶民でも手に入れ易かったので寒卵という季語がうまれたそうだ。そう言えば、子供の頃食糧難だった時、各家庭に鶏小屋があり、寒い朝、卵を産んでないかと探しに行った覚えがある。見付けて拾い上げるとまだ温もりが残って居た。
したがって、日本海俳壇に自信を持って投稿したのですが、撰者の夫雨子先生は別の句を採られました。それで今回は別の先生の選になるように投稿したのですが、順番が狂い再び夫雨子先生が選者となられたのに、採って頂けたとは感謝です!
今日は欅句会の日でしたが、雪のため休会となりました。積雪は20cm程度ですが、今朝の最低気温は-5.4℃。最高気温は-0.4℃で真冬日。最低気温が-5℃を下回るのは2年ぶりです。
最近のコメント