紅葉の大山北壁2017/11/02

 紅葉のシーズンを迎えた大山。昨日の初冠雪は既に消えてしまったが、北壁を背景にした紅葉を見に行きました。


 金門への道。七色の色彩に期待が膨らみます。


 日の当たらない青い北壁と、極彩色の渓紅葉です。逆光のため木蔭の下で撮りました。


                                               金門の岩の上には紅葉と青空。


 北壁の絶景スポットお里の松。ここも逆光のため、木陰の下を選んでの撮影です。
 

 宝珠尾根と三鈷峰。針葉樹の濃い緑が紅葉を際立たせます。


 黄葉の間から見える北壁に暫し足が止まります。


紅葉の大山一ノ沢2017/11/05

 紅葉の大山、最後に訪れるのは一ノ沢。ここは砂防工事を行ていて、工事の無い日曜しか立ち入ることが出来ない。

紅葉の大山一ノ沢

 昨日の北風の強風と雨が大山では雪となり、思いがけず南壁も冠雪し、紅葉との共演を見る事が出来ました。


 しかし、紅葉はかなり散ってしまった様です。山はもう、冬間近と言った雰囲気になって来ました。


秋の蒜山高原 20172017/11/06

 約一週間の紅葉狩りの行楽、仕上げは蒜山高原です。


 この春、見付けてお気に入りの場所となったのは蒜山酪農農協の牧場。放牧の赤牛の先に大山があるのが良い。


 左側に目を移すと広大な蒜山高原が広がってます。


 芒の原より見た上蒜山と中蒜山。緑の野原は先程行った牧場。


 白樺と大山のコラボ。白樺の落葉は早いのか、もう裸木となっています。


 初冬に下の芝地を落葉で埋めるのは白樺の葉と思ってましたが、その隣のナラの葉の様です。


 帰りは鏡ヶ成から大山環状道路を経由しましたが、平日にもかかわらず、鍵掛峠も桝水も駐車場が満杯で止められず、みるくの里の少し下の道路で小休止。


 平日の行楽は65才以上の高齢者で溢れていることを年々感じる次第です。

欅句会 2017.112017/11/07

 11月の兼題は菌と行秋。俳句では茸の事を菌と書く。句会の後、菌と茸の使い分けを聴いたら、訳のわからない茸は菌を使うと言う事だった。先月は一月遅れの秋の長雨となり、我家の庭の芝生に茸が顔を出し始めていた。昔ゴルフをしてた頃、ボールを探しに行って、見付けたと思って近寄ると茸だったことがあった。

       フェアウェイに ボールと惑ふ 茸かな

 掲句は採って頂けるとしたら、先生しかないなと思っていたが、やはりそうでした。私が頂いたのはSNIさんの茸採りの人の心理をよくついたもので今日の最高点だったのでは。NYNさんの句は茸採りの初心者の目を詠んだもので経験者ならではの表現。先生も採られました。

 行秋は私の句は駄目でしたが、私は3句頂きました。NKMさんのドローンを詠みこんだ句。NKMさんは視点が斬新です。
KDHさんのは動物園で行秋を感じたという一句。そういえば私も動物園の思い出は秋ばかりです。IOTさんのは取り合わせだが、私も登山やハイキングしてて、その用具に秋を惜しむ気があります。

 当期雑詠で採って頂いた句は、

       一村の 電線占めし 帰燕かな

燕帰る

  先月の朝、町内の電線という電線が燕に占領されてました。我町内は帰燕の集合場所となっている様です。町内のでは面白くないと思い、一村のにしたのですが、先生を始め6人の方に採って頂きました。
 私が頂いた当期雑詠の句はKDHさんの猪。山径を歩いているとやけに掘り起こされた所に出合う事がある。そんな情景を詠まれた句でした。DTTさんの凩は淡々と詠まれた句ですが、下五の表現が凩の風景を生かしてました。

 今朝の日本海俳壇に下記の句が特選二席で入選しました。

     佐藤夫雨子選     咲きし場所 妻に言ふまい 鳥兜


 選者の評は、鳥兜は猛毒だと聞いているが、漢方薬で使用する場合もあるそうだ。なぜ妻に言ふまいとよまれたのだろうか。薬効、毒性について興味を持つ妻だから近づけたくないと言うのであろうか。「言ふまい」に、この句の命がある。とあった。皆様はどう読まれましたか?  

 

中国百名山 玉峰山2017/11/10

 朝起きたら大山が遠望出来そうな天気でしたので、それを狙って奥出雲町の玉峰山に向かいました。

中国百名山 玉峰山

 玉峰山は岩と滝巡りが出来る山です。登山口から登る事、直ぐに最大の雄滝が現れます。


 松の緑と紅葉の中に姿をみせる、びょうぶ岩。


 登り始めてほぼ1時間で玉峰山々頂(820.4m)です。


 頂上からの眺めは北に島根半島と夜見ヶ浜半島。


                      西に日本二百名山の三瓶山。


 南に比婆山と日本三百名山の吾妻山。眼下に横田の街並み。


 日本百名山の大山は頂上からは木々が邪魔して見辛いですが、下山に尾根コースを通ると見る事が出来ます。


 下山口、近くまで降りると現れるのが雌滝。


 そこから流れ落ちた水は子滝(階段の上部)、そして孫滝となって行きます。


 登山口に戻ったのは正午過ぎ。お昼はJR木次線の亀嵩駅の駅舎を店舗としている扇屋の亀嵩そばを頂きました。