梅白し2017/03/21

 今朝の日本海俳壇に下記の句が入選しました。

     遠藤裕子選     明け渡す 生家に残す 梅白し

梅白し

 終活で一番しなくてはいけないのは子供に負担のかかるものは残さない事だと思い、一昨年、母方の墓終いを済ませ、昨年、姉が亡くなったのを機に空家となっている実家を人手に譲る事にした。写真の梅は私が物心付いた頃には既に在った気がしますが、この梅を見るのはこれが最後かも知れません。
 4月末日でこの家は私の手から離れるて、料亭に生まれ変わるけど、原型をほぼ保ったままの姿で改葬されて、店が繁盛する事を願っています。

 先程、姉の同級生から掲句を読んで、この家に遊びに行った頃のことを思い出し、電話せずにおられなかったと言って掛かって来ました。そんな思い出のある人達にも是非、訪ねてもらいたいものです。

徹宵2017/03/25

 今、息子が贈ってくれた徹宵(てっしょう)と言う芋焼酎を吞んでいる。

徹宵

 名の由来は徹夜で酌み交わしたくなる焼酎だからだそうだ。製造元は球磨焼酎の恒松酒造で無濾過で瓶詰めにした限定酒だそうだ。


 限定酒と言うと試し売りして評判が良ければ本格的に売り出そうとするので、個性の強い酒と言う気がするのだが、以外にも飲みやすく拍子抜けしました。それ故、気が付いたら徹夜で飲みかわし一本空けてしまったという事になりかねない酒だという事でしょうね。

雛祭2017/03/30

 今日は旧暦の3月3日、雛祭の日である。しかも大安吉日で、なんと今年は明治150年だそうです。何時もは一月遅れで飾るのですが、少し早く飾りました。

雛祭

 仏壇は彼岸の前に実家より移し、今年は我が家で迎える初彼岸となりました。

 昨日、ホープの句敵より、私の句が朝日新聞のとっとり俳壇に入選したと連絡がありました。

     石山ヨシエ選     春光の汀の先に伯耆富士     釋 朗然


 句は4年前の句会で高点を頂いた句ですが、何故か先生の選に入らなかった句です。やっとこの句も日の目を見る事が出来ました。