雪の匂い2017/01/31

 今朝の日本海歌壇に下記の句が入選しました。

     椋誠一朗選     帰郷して 雪の匂ひに 目覚めけり

 一月の欅句会で特選を頂いた句です。日本海俳壇では残念ながら特選にはあと一歩のところで逃しました。この句は50年前の思い出を詠んだもので、雪の匂いは死ぬまでにもう一度嗅いでみたいと思っている匂いです。
 死ぬ前と言えば今、終活の一つとして実家の片づけを行っています。そうしたら押入れの奥からこんなものが出てきました。


 50年前の私の小遣い帳です。50年前大学を卒業し、会社からの給料だけで生活し始めた記録が残ってました。


 勤めて2ヶ月後の頁を開いてみました。勤めて半年間は試用期間という事で日給月給制で当時通勤手当はなく、部屋代と光熱費そして、定期代を払うと後は食事代しか残りません。部屋も四畳半一間、共同便所で自炊もままならず外食のみ。毎日現在の残金を1円単位で確認しながら暮らしていた頃を思い出させます。
 見てみると50年で物価は約5倍になったということでしょうか。右下にネスカフェを記入してますが、ほとんど値段が変わってない事にビックリです。