米子がいな祭 ― 2014/08/03
欅句会 2014.08 ― 2014/08/04
今月の欅句会は先生の都合で第1月曜日に変更。出勤日なので会社から直行だ。途中で昼食を取らねばならないが、これを機に普段の第1火曜日は定休日で行けなかった食べログで米子のラーメンランキングNo.1の麺処「三鈷峰」に立ち寄った。何時もならつけ麺は注文しないのだが、句会を前に汗を掻きたくなかったのとつけ麺が人気の店なのでつけ麺をにした。結果はリピートしても良いと思う味でであった。No.1はやらせではない事は間違いない。
句会の兼題は蝉と夜の秋。8月に入り、蝉時雨が激しくなってきた。一週間のうちに彼女から選ばれなければ命が絶えると思えば、その必死さが解り、煩いとは思わない。2か月前にあった市会議員選挙も同じだ。
蝉時雨 七日勝負の 選挙戦
何故か、安来の二人の方に採って頂きました。私が頂いた蝉の句は同じように儚い命を詠ったTSTさんの蝉しぐれと鳴き声の途切れる瞬間の声を詠んだSNIさんの句。これは他に無い表現だった。二つとも先生の撰にも選ばれた。
夜の秋はこの季語でないと駄目だと言う残りの五と中七が難しい。自選で選びきれず二句を出してしまった。一つ目は
亡き人の 十八番を歌ふ 夜の秋
毎年盆の同窓会の二次会のカラオケで誰かが必ずあいつが好きだった歌を歌いますと言って歌いだす。二つ目は八月も終わりが近づくと冷酒より少し温めの酒も欲しくなる。季重なりにならない様に
人肌の 酒を呑みたき 夜の秋
一つ目を採って頂いたのは一人でしたが、二つ目の句は人肌が利いたのか、先生を含め四人の方に採って頂きました。私が頂いたのは、たぁさんのほてりとUFOさんの三角。たぁさんの身体の部位の表現、UFOさんの宇宙の表現、何時も脱帽です。二句共先生も選ばれてました。
自由題で採って頂いたのは、植田正治写真美術館に行く途中の道を詠んだ
緑陰の 道を抜ければ 美術館
木陰の道路から炎天下の美術館に着いたギャップを詠んだのですが、選んでくれたGuriさんはもう少し良いイメージを描かれた様でした。Guriさんには十八番も採って頂き m(_ _)m です。
私が頂いた自由題は、まず先生の滝の句。如何にも先生らしい句でした。そして、本日の最高点のIOTさんの原爆忌。
IOTさんはこの他にも特選句二句等、総合点でも最高だったのでは。
最後の一句は何時に無く迷いました。先生の晩夏、IOTさんのホワイトボード、Guriさん涼しと躙口、DTTさんの川施餓鬼、Shosiさんの冷奴、迷いに迷って最後に回って来たSNIさんの庭下駄を頂く事にしました。今回は落とす切なさを感じた句会でした。
最後の一句は何時に無く迷いました。先生の晩夏、IOTさんのホワイトボード、Guriさん涼しと躙口、DTTさんの川施餓鬼、Shosiさんの冷奴、迷いに迷って最後に回って来たSNIさんの庭下駄を頂く事にしました。今回は落とす切なさを感じた句会でした。
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