欅句会 2013.092013/09/03

 句会の前に先生に「昨日の朝日俳壇入選おめでとうございます」と言ったら、「他紙では絶対採って貰えない句」との答。何故と思ったら、中七が天声人語だもんね。
 今月の兼題は桃と爽やか。桃はいつも買ってから暫くそのままにして置いて熟成させ、薄皮が綺麗に剥れる様になってから頂きます。丸ごと剥いで齧り付くのが醍醐味。


     薄皮を つるりと剥いで 桃啜る

 先生にしか採って頂けなかったのですが、選評で熟れた状態が「つるり」と「啜る」で上手く表現されていると言われた。
 私が頂いたのはMTNさんの桃を嬰児に例えた句。私は頂かなかったが、UFOさんは桃の様な女性を詠み、男性が詠んだ句かと思ったので、びっくり。逆に、男性なのに女性の視線の様な句もあり、対比して言い合い、今日一番の盛り上がり。

 もう一つの兼題、爽やかは猛暑の時期に作るのは難しかった。なんせ外に出られず、室内で高校野球ばかり見ていたのだから。今年の夏の甲子園は、名の在る投手や打者を有する高校が次々と姿を消し、守備力の良い高校が僅差を制して勝ち残って行った。

     爽やかや 堅守で掴む 優勝旗

 高校野球の爽やかさを呼んだ句は他にもあったが、中七・下五のユニークさで、先生の特選五句に選ばれた。私が頂いたのは試合終了後、選手がお互いの健闘を称え合う姿を詠んだIOTさんの句とHSAさんの恋人?との別れの句。

 自由題は、盆を過ぎた頃の朝ふと山を見ると、山の襞が少し深くなっている様にみえたので

     山の襞 深く見えたる 今朝の秋

 韓国旅行に参加した時、顔見知りの女流俳人が句帳を持っておられたので、「流石ですな」と声をかけたら「メモ帳にちょうどいい大きさだったから」と、とぼけて?おられた。私が句帳を持って来たとしても、旅行の最中に句を作るなど絶対に無理だなと思ったら、こんな句が出来ました。

     秋暑し 句帳の余白 埋められず

 韓国旅行から帰って思い出すのは安東市河回村の韓国独特の景色。


     彼国や 土塀と甍 花木槿

 自由題は先生以外の方々に3句全て採って頂きました。

 私が頂いた自由題はHDYさんの猛暑中外出する気合の句。UFOさんの夏蝶の死。OKAさんの盆の月。SNIさんの法師蝉の4句。UFOさんの鰯雲とSENさんの鳥海湖の特選句の二句は詠んだ瞬間、作者判ってしまったので候補に入れたたが採らなかった。鳥海湖はともかく鰯雲はUFOさんを含め3人は出句してると思っていたので、一句では誰か直ぐ判り躊躇してしまった。
 
 今日の句会は欠席者が多く、参加者は14人でした。欠席者の中にトップの方々が居られたお蔭?で、その方々に入る票が周って来て、久々の二桁の総得点を頂く事ができました (-_-;)
 

秋の気配2013/09/06

 9月に入った途端、最高気温は25℃前後となり、最低気温も20℃前後と一気に涼しくなりました。空を見上げれば鰯雲。

鰯雲

 そして、何時の間に花水木が紅葉し始めているので、びっくり仰天!


 今年ほど、夏惜しむ間も無く秋の訪れを感じた年はない。余りの変化に体がついて行けません  (-_-;)

     秋来ぬと 目にはさやかに 見えれども  妻のくしゃみぞ 驚かれぬる 

美保の北浦2013/09/10

 毎年、夏の終わりになると美保の北浦に出かけ、誰も居ない海を見て夏惜しみをします。今年も去年と同じで、8月は猛暑9月は天候不順で10日となってしまいました。

美保の北浦

 海を見るだけなら皆生海岸でもいいのですが、ここは透明度が魅力。


 そして、磯遊び。引き潮で岩の窪地に残った潮溜りにはヤドカリや1~2cmの小魚やエビ見えます。写真をクリックして拡大して探して見てください。


 法田漁港に泊まっている漁船も毎年何故か写したくなる。


 法田より七類に抜ける峠には展望台があって、七類湾が一望でき、水平線には隠岐の島が浮んでいます。写真をクリックして拡大するとわかります。


 七類湾の法田側。


追記:今朝の日本海俳壇に先週の欅句会に出した句が載ってました。

     山の襞 深く見えたる 今朝の秋

秋の白花2013/09/14

 9月に入って30℃を越える日が少なくなったなと思ったら、タマスダレが咲き始めた。


 猛暑の頃は細い葉がより細くなって消えてしまいそうでしたが、9月の雨とともに一気に花開いた。


 秋のもう一つの白い花は秋明菊。カイヅカイブキの木陰に移植したら繁殖し始めた。


 菊の名が付いているがキンポウゲ科のアネモネの仲間らしい。写真で八重咲きの秋明菊を見ると菊だが、白花種の花弁の形ははアネモネですね。

秋明菊

快挙2013/09/16

 昨日は大小織り交ぜて快挙が連発。先ず朝、何時もの様にネットで天声人語を読んでいた。敬老の日の前日とあってか、正岡子規の生身魂の句から始まっていた。生身魂は先月の欅句会の兼題で、先生の句はその後、朝日俳壇に入選した事を思い出しながら読んでいると、最後にその句が載っているのではありませんか。

     生身魂いまも天声人語読む   中村襄介

と。びっくりしたなぁ、俳句では先生とはいえ、朝日新聞の一面に同期生の名前を見るとは。

 次は夕方、日本プロ野球のシーズン最多本塁打記録の49年ぶりの更新。過去2回、外国人選手が王貞治氏の持つ記録に並ぶ事はあったが、その後露骨な敬遠等で越す事はなかった。日本人もようやく外国人選手が日本人の持つ記録を更新する事に寛容になれたという事か。個人的には王と同じ真面目な性格のバレンティ選手が破ってくれて良かったと思う。

 最後は寝る前、飛び込んで来たニュース。キズナがフランスで凱旋門賞の前哨戦ニエユ賞を獲得し、凱旋門賞制覇が見えて来た事だ。私は結婚を機に馬券を買うのは止めたが、見るのは今でも好きだ。キズナはレースの無い時は大山ヒルズでトレーニングをしているので、地元の馬と言えなくもない。そういう馬が世界一を争うレースに出場するとあれば、応援せざる負えない。