かもめ句会年忘れ2012/12/02

 欅句会とは別に3月より、かもめ句会に欠席投句をしていたが、忘年会にはどうしても参加してくれと言われ参加した。
 かもめ句会は過っては20人を超える大句会だったそうだが、高齢化で今は数人が出席しているのみの句会となっている。今日は70台から90台までの4人と欅句会の30台と60台の二人が加わって6人の参加者となりました。

 忘年会の会場は南部町の緑水園であるが、その前に送迎バスで南部町の史跡巡り。まず、イザナミ御陵伝承地である母塚山。山頂は大山を望む絶好の場所。


 このロケーションに惚れ込んだ米子出身の音楽家が私費でこの地に観音像を今年、建立した。


 山を下って、大国主命が兄達の騙し討ちで落命し、母の治療で蘇ったと言われる赤猪岩神社。


 本殿の傍に大国主大神御遭難地の石碑が立ってます。


 大国主命が受け止めたと言われる岩は大きな岩で蓋されていて誰も見た事は無いそうです。


 宴会の前に遊びの句会。普段は10句出句であるが、今日は折込句を3句。題は師走。上五の頭にシ、中七の頭にワ、下五の頭にスを必ず使い俳句を作るのだ。初めての経験だった、二人から特選一句に選ばれた。その句は

     新米に 若布と湯葉の 澄し汁

     師走風 鰐の財布の 隙間かな

 新米は秋、若布は春の季語で採るのを躊躇った人が居た。新米やとして、新米を強調し主題が明確にした方が良かったかな。

 宴が終わって気分が良いところで俳句テスト。いっぺんで酔いが醒めてしまいました。下記の季語の読み方と季節を書いて下さいという問題。皆さんも歳時記を見ないで挑戦してみて下さい。読めても季語が当たらなければ×です!

 漸 寒
 明太子
 潤目鰯
 添 水
 外 寝
 花 衣
 獏 枕
 磯巾着
 淑 気
 河 骨
 水 鶏
 紙 漉
 放庇虫
 繭 玉
 公 魚

 何問正解でしたか?12問以上正解なら上級だそうです。私は紙漉の1問だけでした (-_-;

欅句会 2012.122012/12/04

 12月の兼題は冬日とおでん。ところが、句会で出す予定だった句が今朝の日本海俳壇に載ってしまった。その句とは

     ガード下 蒟蒻談義 おでん酒

 都会で勤めてた頃、よくガード下のおでん屋さんで、一杯呑みながら、とりとめもない話をしてた事を思い出して。
 仕方がないので句会が始まるまでにおでんを題材に一句作ったが、やはり、付け刃は駄目でした。

 10月に安来の豪商宅を訪ねた時、茶室を見せて頂いたら、躙口(にじりぐち)が南に面していて、客席も南側であった。
 この時期、躙口が開いていたら、冬の日差しは半畳より奥に入るのではないかと推測し

     躙口 客より奥に 冬日射す

 先生の撰には選ばれなかったが、4人の方に採って頂いた。

 時雨の合間にウォーキングをしていると、虹が現れ湊山にかかっていた。句にしようと思ったが虹は夏の季語。
 虹の例句を調べていると、時雨虹という使い方見つけた。しかし、中海に湊山ではインパクトがない。

     宍道湖や 天守を跨ぐ 時雨虹

 これも、先生の撰には選ばれなかったが、4人の方に採って頂いた。

 1年前の12月8日のニュースは主にイマジンの曲と共にジョン・レノンを偲ぶ集会を伝えていた。その事を句にしたが、1月の句会には相応しくなく出さなかった。1年経ってもこの句を覚えていたので、今回出してみた。

     開戦日 真珠湾より ジョンレノン

 開戦日はホトトギスの季語となってないし、真珠湾とジョンレノンの関係が解る人しか採らないだろうと、期待はしていなかったが、UFOさんに採って頂いた。

 私が頂いた句が今日の最高点となった。MSTさんの冬銀河。弔問の気持ちがひしひしと伝わってくる。
 次点に輝いたのは先生の山眠る。大山の元谷で詠まれたのだろうか、冬山の厳しさが感じられる。
 SNIさんの七人の敵と、たぁさんのネクタイの句は男性の句だと思ってたら、どちらも女性。名乗りを聞いてビックリ!
 たぁさんは老人の句かと思わせる句もあり、二度も騙されてしまいました ^ ^

 先生の特選三句に選ばれたSENさんの句はFBに写真と共に投稿してあったのを既に見てたので採らなかった。コメントをしておいたので、まさか、そのまま句会に出すとは思わなかったな。
     

新蕎麦2012/12/07

 地物の新蕎麦が出回り始めたので、蕎麦屋に出かけた。この時期はやはり、小沢そば屋。


 私が頼んだのは、釜揚げそば(450円)と天皿(150円) 天婦羅は造り置きで冷たいが味は悪くない。


 家内は割子そば(600円)。他の店の割子は三段重ねで運ばれてくるが、この店は三枚に分けて出てくる。


 その訳は一枚の量である。重ねられないのだ。他のそば屋の1.5倍ある。


 仕上げに割子を一枚追加して、舌もお腹も大満足。
 しかし、店の人の気になる会話が耳に入って来た。「後一年は頑張れると思うけど」
 「お婆さん頑張って!来年も此処で年越し蕎麦食べさせて!」と心の中で叫びました。

名優逝く2012/12/11

 12月に入って名優の訃報が相次ぐ。5日に勘三郎、10日に小沢昭一。私にとって馴染があるのは小沢昭一だ。
 ラジオの「小沢昭一の小沢昭一的こころ」は車で外出している時よく聞いた。1万回を越えてたそうだが、私はその内の何回を聞いただろう。時間的に打ち合わせの帰りが多かった。これを聞いて頭をほぐし、残業へギアを入れ直しもんだ。
 ちょうど1ヶ月前に森光子が亡くなっている。森光子は92歳、小沢昭一は83歳、それに比べ中村勘三郎は57歳は余りにも若い、桑田佳祐と同学年だ。もし、80歳まで生きたならどれだけの名演技を見せてくれたかと思うと惜しむにあまりあう。

     年惜む 光子昭一 勘三郎        朗然

 小沢昭一の句で、年の瀬の句にこんなを見つけました。

    円鏡の ラジオやせわし 年用意     句集「変哲」

 改めて、3人の名優に合掌。


冬晴間2012/12/13

 十日振りの快晴。米子城跡より見た大山です。12月中旬でこれだけ冠雪しているの久し振りです。


 風が無く中海が鏡のようです。対岸が湖面に映るのは年に何回もありません。


 気温は低いですが、太陽の輻射熱で岸辺から湯気が立上ってました。