欅句会 2012.072012/07/03

 7月の兼題は夏暖簾と金亀虫(黄金虫)。はて、困った。どちらも近年お目にかかったことが無い。夏暖簾は冷房の普及と共に消えた気がする。昔は何処の庭にも柿木があって、その葉を食べる黄金虫がそこらじゅう居た気がする。思い出し句か、想像句しかない。夏暖簾には涼しさが欲しい。

     夏暖簾 二の腕覗く 若女将

 採ってくれるのは、小料理屋に立寄る男だろうと思っていたが、意外にも女性票が2票。

 黄金虫は高校の頃、塾帰りによく、体当たりを食らった。今は食らった覚えは無いが、それを今に置き換えて

     かなぶんの 迎撃食らふ 朝帰り

 受け狙いで、票が入ると思ったが、1点のみ。自由句は全て敗退。計3点で先生からも1句も選ばれないのは5ヶ月振り。不調 (-_-);

 今日の句会で一番盛り上がったのは、IMTさんの帯留めの句。皆さん、当然女性の句だと思っていたのに男性の句だった。最近、IOTさんは成りすましの句があり、面白い。後、UFOさんの夫の様子を窺がう句も面白かった。情景の浮ぶ句ではNGTさんの月の句が良かった。その3句が小生の特選3句。
 先生の特選3句は1句もノミネートもせず。選句も不調だ。


梅雨の庭の花2012/07/06

 今日の最高気温 31.4℃ 湿度 70%以上で蒸し暑い。まさに梅雨らしい暑さだ。
 梅雨の我家の庭の芝地は捩花に占領されています。

捩花

 芝が湿っていて芝刈りが出来ない事をいい事に我が物顔で育ってます。小さな花にはモンシロチョウ。


 リアトリスには大きな蜂がやってきます。


 リアトリスの後ろの花はアガパンサス。


 それらに混じって、何故か、初秋の代表の秋櫻(コスモス)が咲き始めました。


 先日までの涼しい梅雨に秋の長雨と間違えたのかな?

青田の棚田2012/07/10

 梅雨の晴間に江府町御机の棚田を見に行きました。

青田の棚田

 これで、大山に雲が無く澄み切っていれば最高ですが、水蒸気の多い梅雨では無理な話。


 足元の土手は草刈がしてあり、この時期の野花はオカトラノオだけでした。


 場所を変えて、棚田の上部から見下ろして見ました。風が吹くと青田にさざ波が立ちます。同じ緑でも芝生とは異なる癒しを感じます。日本人ですかね。


 左の草の刈ってある所が最初に棚田を見上げた所。霞んで見えるのは、中国百名山の毛無山と宝仏山。


ポーチュラカ2012/07/14

 チューリップの球根を掘り上げた跡地に家内がポーチュラカを3鉢買って来て植えたが、繁殖が早く、アッと言う間に裸地を埋めてしまった。


 たまに、野生化したのが生える事があるが、何故か花は付かない。


 家内は毎朝、この花を見るのが日課になっている。


 カメラは買って5年になるが、何時も手持ちで写すため、デジタルズームは使った事が無かったが、今回は三脚に据えて、デジタルズームを試してみた。


 悪くは無い。今度、山に行く時は、三脚も持って行って、小さな山野草をデジタルズームで撮ってみるか。

ポーチュラカ

 九州の阿蘇周辺で、梅雨末期の豪雨が続いている。山陰でも29年前、島根県西部豪雨災害というのがあり、時間雨量90mm、日雨量550mmを記録し、死者・行方不明107人の惨事となった。松江にUターンして1ヶ月余りでの出来事で、それから1年近く連日深夜まで残業して、災害復旧に当たった事を思い出した。

梅雨明け2012/07/17

 突然ですが、中国地方は梅雨明けした様です。暑い事は暑いですが、昨日一昨日と猛暑日に熱帯夜が続いたので、米子の最高気温は31.8℃、最低気温24.8℃は爽やかで気持ちの良い、真夏の幕開けでした。
 新聞を開いてみると、載っているのではないですか。真夏の酒飲みの夢が。5週ぶりの入選です。

     竹の筒 切子の器 冷やし酒

 まさか、この句を採って頂くとは思わなかった。俳句では駄目な句と言われてる名詞だけの句である。しかも、送り仮名の「や」は余分だと、うちの先生なら厳しく指摘するだろうな。それでも採った選者は酒が好きと見た。いっぱいやりながら俳句談義をしてみたい。たぶん百年早いと言われるでしょうが。